スマホで楽しめるミステリーゲーム「犯人は僕です。~露天風呂編~」。ふとしたことで殺人をしてしまった主人公が共犯者の女子とばれないように立ち振る舞います。いかに相手の弱みを握って脅して黙らるかが重要なおもしろスマホアプリです。他のミステリーゲームと違う視点から楽しめるソシャゲおすすめ!
犯人は僕です。~露天風呂編~ってどんなソシャゲおすすめ?
「犯人は僕です。~露天風呂編~」は、ミステリーゲームです。
ミステリーゲームと言えば殺人事件や数多の謎を探偵役に当たる主人公が次々と解明していくのがほとんどですが、この人気スマホゲームは違います。
タイトルの通り、このスマホアプリの犯人は主人公なのです。
そのため、犯人が探偵役に当たるキャラクター達の推理を誤魔化し、逃げのびることを目的としています。
ストーリーは写真サークルに所属する主人公とその一行が旅館に訪れたことをきっかけとして始まるのですが、序盤の展開はコメディ要素が強めです。旅館に露天風呂があると知り、ノゾキをしようと思ったところサークルメンバーの「ツチヤ」に見つかってしまい、動揺していたら壁から落ちてツチヤの上に衝突。その衝撃でツチヤは石に頭をぶつけて死んでしまいます。
突拍子のない展開が続くためコメディ要素の強いソシャゲなのかな……と思いますが、ここからが本番です。主人公が救急車を呼ぼうとするとサークルメンバーの「シラトリ」に救急車の発信を切られてしまいました。こうして、主人公とシラトリは共犯関係になり、他のサークルメンバーから殺人の疑惑をもたれることになります(本当の犯人なので疑惑も何もありませんが)。
相手の弱みを握って嘘を突き通せ!
本作は犯人が主人公であることはもう疑いようもない事実なので、戦う相手は探偵役に当たるサークルメンバーの面々です。探偵側であれば証拠を集めて犯人を一人に絞りこむことが目的ですが、本作の敵は何もやっていないシロのキャラクターなので証拠を見つけるようなことは出来ません。そのため、各キャラクター達がそれぞれ持っている弱みを握り、脅しをかけることで黙らせるのが攻略法になります。
このおもしろスマホゲームは二部構成になっており、各キャラクター達と会話をしたり持ち物を漁ったり出来る「裏工作パート」と、生き残ったサークルメンバーが犯人捜しをする「会議パート」に分かれています。
「裏工作パート」では、後の会議を有利に進めるためにサークルメンバーの弱みを握る必要があります。この裏工作が不十分な場合会議パートで自分に向けられた疑惑を晴らすことが出来ず、数種類のバッドエンドに連れていかれます。また、共犯であるシラトリに協力を要請したり真意を訪ねたりと出来るので、この彼女とのやり取りもこの人気スマホゲームの面白さの一つです。
「会議パート」は仕込んだ裏工作を元に議論を展開していきます。自分の潔白を主張し、場合によっては共犯者のシラトリへの疑惑を晴らしながらゲームオーバーにならないように戦い抜きましょう。会議パートで敗北するとゲームオーバーとなり、バッドエンドを迎えます。バッドエンドは会議の序盤・中盤・終盤のどこで疑惑を晴らせなかったかで内容が変わるため、非常に読み応えのある量の展開が用意されていますよ。
探偵役ではなく、犯人役として裏工作を進めるのは他のミステリー作品にはないこのソシャゲ特有の面白さがありますので、何としてもサークルメンバーの弱みを握って追及を回避しましょう。
疑いを晴らしただけでは終わらない人気スマホゲーム!
このおもしろスマホアプリの肝は殺人犯である自分への疑いを避けて、殺人を誤魔化すという部分にあります。しかし、それだけではゲームは終わりません。そもそもプレイヤーキャラクターとはいえ殺人犯である主人公を自由にしてしまっていいのか? 何故シラトリは助かったかもしれないツチヤを見殺しにして共犯関係を持とうとしたのか? もっと言えば、何故ツチヤは男湯に現れたのか……? たとえサークルメンバー全員の弱みを握って主人公への疑いを晴らしたとしても、物語の本質である部分には一切触れられてはいないのです。
そこで終盤は全ての謎が明かされる解決編に突入します。今回の事件の真相やシラトリの真意、そして全く予想出来ない結末が待っていますので、是非最後まで辿り着いてみてください。女湯のノゾキから始まった殺人事件ですが、最終的には読み進む手が止まらない程の衝撃の展開を迎えることになります。
他では味わえない楽しみがあるおもしろスマホアプリ!
犯人役としてミステリーの舞台に立つ人気スマホゲーム「犯人は僕です。~露天風呂編~」はいかがでしたでしょうか。最初こそ女湯のノゾキを目論んだら友達を殺してしまった、という若干コメディ要素のある展開でしたが、裏工作や会議パートに入ると一転してシリアスな展開が続き、いつ自分が犯人だと疑われるのか、という緊張感が常に付き纏います。多くの議論を戦い辿り着く結末は本当に驚きのオチが用意されていますので、是非トゥルーエンドまで遊んでみてください。
本作には前作にあたる「犯人は僕です。」というスマホアプリもあります。この作品を更に遊びやすく仕様の変更を加え、そしてシラトリのような「共犯者」という新しい要素を加えたものが「犯人は僕です。~露天風呂編~」にあたります。前作との話の繋がりはないため本作単独でも楽しむことが出来ますが、興味がある方は是非こちらの作品も遊んでみてください。前作を遊んでから本作を遊んでみると、UIが良くなっている様子や搭載された新システムの斬新さを味わえますよ。