「メタルサーガ 荒野の方舟」メタルサーガシリーズからスマホゲームが登場!アクの強さは今作も健在!

息の長い名作メタルサーガ(マックス)シリーズ第五弾はゲームアプリに登場!今作はRPGですが、メタルサーガシリーズの特徴であるアクの強さは健在です!地上戦艦で荒廃した世界を駆け回れ!

まずはメタルサーガ紹介動画をどうぞ

「竜退治にはもう飽きた」ビビッとくるキャッチコピーがヒット!

1991年にファミコン用ソフトとして生まれた『メタルマックス』は他のゲームとは一線を画すRPGでした。
竜退治はもう飽きた」というキャッチコピーにビビッと来たプレイヤーから支持を集め、その後には緩やかなタイミングで続編が出されるようになった。
本作は開発会社をデータイーストからサクセスへと移されたシリーズ『メタルサーガ』のモバイル版となります。名前が変わっても濃いアクのような世界観はきちんと引き継がれているので心配はありません。

舞台は地上艦「ランドシップ」

プレイヤーは荒廃した世界を移動している「ランドシップ」と呼ばれる地上戦艦のクルーとして冒険を進めることになります。

地上の荒廃ぶりに比べてランドシップ内は綺麗なもので、近未来的な基地の中という印象です。

一体、地上に存在していた街はどうしてしまったのか、ハンターを要するこの戦艦は何を目的としているのか、そうした謎を抱きつつもゲームはスタートします。

序盤の流れ

プレイヤー名を入力すると次にキャラクターを作成することになります。

このプレイヤー名というのはいわばこのゲームを遊ぶプレイヤー自身の名前となるので慎重につけると良いかもしれません。

実際に操作するキャラクターは作成することで使えるようになります。

作成できる人数の上限は6名で、冒険できるのは3人+傭兵です。

キャラクターには色々な特徴のある職業を設定できるのでパーティ構成を考えながら作っていきましょう。

性別や顔パーツなどを選んで名前をつければ操作できるキャラクターの完成です。

職業は5種類

職業によって成長する能力や覚えるスキルが異なります。

バランスを考えてパーティーを構成すると良いでしょう。

各職業の特徴は以下の通りです。

 ハンター:戦車の操縦が得意、スキルも戦車搭乗時に使える強力なものを覚える

 ソルジャー:肉弾戦が得意、戦車に乗らない場合に強いが戦車に乗ると能力を生かせない

 メカニック:戦車の修理が得意でハンターに次ぐ戦車乗り、パーティーに1人は欲しい存在

 トレーダー:支援的なスキルを獲得する職業、ゴールドやアイテムを獲得しやすくなる

 アニマル:職業と言うか犬、勝手に動くマスコット的存在だが装備が整えばそれなりに強い

ハンター、ソルジャー、メカニックという構成が基本のパーティーだが、戦車を使いこなしたいならハンターだけのパーティーも良いかもしれない。
もしくは戦車なんていらない、というならソルジャーだけのパーティーも良いですし、犬に囲まれて旅がしたいならアニマル多めでも良いでしょう。
自由度の高いメタルマックスシリーズならではのパーティー構成で冒険してみるのも面白いはずだ。

今作もドラム缶登場

『メタルマックス』と言えばドラム缶を思い出す方も多いかもしれません。

過去作では刑務所にぶち込まれ毎日ドラム缶をあっちからこっちへ押し、それが終わったらこっちからあっちへ押し戻し、そしてまた同じことを繰り返す…なんてこともありました。

そして今作ではこのドラム缶が結構システム的に重要なところで使われています。

それは移動方法です。私達はドラム缶を押すことで移動ができるのです。

スマートフォンやタブレットを使ったゲームには仮想的な十字キーをUIに取り込んでいるものですが、この十字キーが「ドラム缶」になっています。

その名も「ドラム缶スライド」というもので、このドラム缶を上に押すことでキャラクターも上に移動する仕組みです。

つまり私達はゲームをプレイする限りドラム缶を押し続けなければいけません。

実際に操作するプレイヤーがドラム缶を押し、その通りにキャラクターが動作するというのはメタな世界がこんがらがった状態と言えます。

とにかく旧作ファンにとっては嬉しく、始めて触れる方には不思議が訪れるといったUIなのです

まずは戦車を探すことから


メタルマックスシリーズは戦車に乗って敵を倒すというゲームですが、伝統として初期状態は戦車を所持していません。

自力で戦車を獲得するまでは生身の体で冒険しなければいけないのです。

本作でも最初の戦車を獲得するまでには少し時間がかかるでしょう。

ただそうして得た戦車には愛着が湧くものです。

また、戦車を獲得すると世界が一変するので、まずはそこまでゲームを進めてみましょう。

音楽はベイシスケイプの工藤吉三氏が担当

『メタルマックス』と言えば音楽も特徴的ですが、本作ではベイシスケイプの工藤吉三氏が担当しています。

同氏はシューティングゲームの『怒首領蜂 大復活』やアクションゲームの『朧村正』『オーディンスフィアレイヴスラシル』などで楽曲を製作している方で、幻想的な激しい曲調を得意としていると言えるかもしれません。

本作ではギターを基調とした展開の豊かな曲を多く作られています。

いつでもメタルマックスの世界に入ることができるスマホゲーム

メタルマックスシリーズはそのアクの強さが根強い支持を集め、いつの間にかかなりの長寿シリーズとなりました。

本作はモバイル版としてメタルマックスの世界を描いた作品となっています。

過去作をやったことのある方には懐かしく、新しく触れる方には新鮮な世界観となるはずだ。
戦車に乗り荒廃した世界を駆け巡るという世界観にピンと来た方は遊んでみると良いでしょう。